イボ痔を薬で治す
3つのポイント!

イボ痔をできる限り短期間で、しっかりと治すためには、次の3つのポイントを押さえることが大切です。

  • 正しい薬の選び方を知る
  • 痔ができる原因を理解する
  • 原因が分かればあとは対策!

それでは、ひとつひとつ見ていきましょう。

① 正しい薬の選び方を知る

痔の薬の説明には、「効果」とか「効能」と書かれています。

似ているようですが、実は大きな違いがあります。

「効果」と「効能」の違い

  • 効果:痔を治す働きがある
  • 効能:痔の症状を緩和する働きがある

薬によって、「効能・効果」の両方があるものと、「効能」のみのものがあります。

【重要】痔を治すためには、必ず「効能・効果」の両方があるものを選びましょう!

【効能のみの例】

効能のみのため、諸症状を緩和する働きはあっても、痔を治すことはできません。

【効能・効果の例】(漢方薬の例)

効能・効果のため、諸症状の緩和と痔を治す働きがあります。

主な薬の種類と効能・効果

② 痔ができる原因を理解する

イボ痔になる理由として、一番多いのは、排便時のいきみです。

他にも「長時間の座りっぱなし」などもあるとされていますが、イボ痔が発症する過程は同じです。

では、排便時のいきみを例に、イボ痔が発症する過程を画像で解説します。

この画像から分かるように、イボ痔になる原因は肛門内部や肛門付近の血流の悪化によるうっ血の腫れで発症します。

さらに、発症したイボ痔の腫れは、放っておくと大きくなっていき、内痔核の場合は肛門の外に出てくるようになり、外痔核の場合は痛みと出血がひどくなります。

なので、内服剤で血流を良くして腫れを小さくしていき、イボ痔を治す必要があるわけです。

③ 原因が分かればあとは対策!

原因が血流の悪化によるものですから、その対策に最適な薬は「漢方薬」です。

漢方薬と言えば、血の巡りを良くして体質改善できるのが特徴!

漢方薬の中でも、痔を治すために作られたのが乙字湯(おつじとう)です。

6つの生薬が痔の根元にアプローチ

6つの生薬には、血流を良くする、炎症を抑える、抗菌作用、鎮痛作用、解毒作用、便秘改善など、痔を根本から治すための高い効果が期待できる成分が配合されています。

科学的成分ではないので、副作用のリスクも少なく、安心して痔の治療に取り組めます。

古くから「痔は漢方薬で治せる」といわれている理由が、漢方薬だから可能とされる体質改善にあります。

乙字湯は、いくつかの種類が販売されていますが、価格や配合成分量に違いがありますから、分かりやすくするために評価ランキング形式の比較表にまとめてみました。