痔の薬の種類と選び方

痔の薬には、外用剤と内服剤の2タイプがあります。

外用剤と内服剤について

痔の薬の一例

薬の効果と効能の違いとは?

痔の薬の説明には、「効果」とか「効能」と書かれています。

「効果」と「効能」の違い

  • 効果:痔を治す働きがある
  • 効能:痔の症状を緩和する働きがある
【効能のみの例】

効能のみのため、諸症状を緩和する働きはあっても、痔を治すことはできません。

【効能・効果の例】(漢方薬の例)

効能・効果のため、諸症状の緩和と痔を治す働きがあります。

内服剤と外用剤の特徴

痔を治す効果があるのは内服剤です。
ただし、今の痛みやかゆみなどの緩和には外用剤が早く効く特長があるので、内服剤と外用剤の併用が効果的です。

根本から治すのは漢方の乙字湯

乙字湯(おつじとう)は6種の生薬からなる漢方薬で、江戸時代から伝わる良薬です。

漢方が痔の諸症状に効果を発揮して、さらに体質改善で再発防止にも役立ちます。

乙字湯は、痔の手術をされた方にも処方される薬なんです。
「第2類医薬品」ですから安全性と信頼性は間違いなしです。