イボ痔の根元を知ってますか?
イボ痔は、発生する場所が場所だけに病院に行かないで治したいと思う方が大半です。
そのため、多くの人がテレビCMでもよく見る有名な軟膏や坐薬(ざやく)を使用されるようです。
軟膏や坐薬は外用剤(塗り薬)に分類される薬で、イボ痔の症状を比較的早く和らげてくれます。
外用剤の例
しかし、次のことを理解しておくことが大切です。
外用剤は、症状の緩和が目的であって、イボ痔を治すわけではない。
あくまで一時的な対処薬である。
「え? どういうこと?」って思いますよね。
実は、外用剤の説明書にも諸症状の「緩和」と書いてあるんです。
緩和とは、「苦痛を和らげること」という意味で、治すことを含みません。
次の画像は、あの有名な外用剤のパッケージです。
効能としての「緩和」とだけ書かれ「イボ痔を治す」効果は記されていません。
このことを理解しないまま、多くの人が外用剤で治ると信じて使用しています。
そのため、「治ったと思って安心したのにしばらくすると再発した」という人が非常に多いのが事実です。
実は、外用剤でイボ痔を治せないのは、イボ痔が発症するメカニズムに秘密があるんです。
イボ痔が発症するメカニズムとは?
そもそもイボ痔は、風邪などとは違って、外からの病原菌やウィルスによって発症する病気ではありません。
イボ痔は排便時のいきみや、長時間座りっぱなしなどによる肛門への圧力が原因とされています。
おしりにはたくさんの血管があり、圧力がかかると血流が悪くなります。
血流の悪化がうっ血を発生させ、うっ血が腫れあがるとイボ痔に変化します。
※イボ痔発症のイメージ例
イボ痔の元の姿は「うっ血」で、うっ血はイボ痔の「根元」と考えられます。
軟膏や坐薬などの外用剤では、一時的に腫れを治めることができても根元が残る場合があります。
腫れが治まっても根元は残る
しばらくすると根元が大きくなり再発
根元を消さない限り、いつまでたっても完治させることはできません。
イボ痔を完治させるためには?
イボ痔を完治させるには、この「根元」を消滅させる必要があります。
そのためには、体の中から根元に働きかける飲み薬が有効!
有用成分が根元にアタックして、すっきり消滅!
イボ痔を根本的に治す薬はこれ!
体の中から根元に効果を発揮する一番の薬は「乙字湯(おつじとう)」です。
乙字湯は漢方薬で、第二類医薬品です。
痔に有効とされる6種類の生薬からなり、イボ痔を根本から治すための薬です。
漢方薬ですから、副作用のリスクが少なく安心して飲むことができます。
6種の生薬が根元にアプローチ!
※イメージ画像
メーカーごとの乙字湯を比較
乙字湯は、製薬会社を中心に各メーカーから販売されています。
どのメーカーの乙字湯も生薬の種類は6種類で同じです。
しかし、配合されている成分量や価格はメーカーごとに違いがあるため、比較表にまとめてみました。
各メーカー乙字湯の基本情報
配合成分量で比較
1日の服用における配合生薬(6種類の成分)の分量の比較表です。
(分量の単位:グラム)
生薬 | 漢方生薬研究所 | JPS | クラシエ | ツムラ |
トウキ | 4.00 | 3.60 | 3.60 | 3.00 |
サイコ | 3.33 | 3.00 | 3.00 | 2.50 |
オウゴン | 2.00 | 1.80 | 1.80 | 1.50 |
カンゾウ | 1.33 | 1.20 | 1.20 | 1.00 |
ショウマ | 1.00 | 0.90 | 0.90 | 0.50 |
ダイオウ | 0.67 | 0.60 | 0.60 | 0.25 |
漢方生薬研究所の乙字湯が、6種類の生薬すべてに他商品を上回っています。
価格も最安でコスパも優秀ですから、選ぶならこれに決まりです!